(会計の役割は?)
「会計」を使うことによって、国や業種を問わず、零細企業から大企業まで、その規模や活動の複雑さに拘らず、企業の活動状況を「貨幣価値」で表せることができ、その実態を一目で見ることができるようになります。
「利益」という尺度で、会社の財務状態(儲けの具合)、つまり赤字や黒字の程度を測ることができ、経営の実態や成績を把握することができるのです。加えて、会計処理が一定のルール(会計基準)に基づけば、国を超えてあらゆる会社の活動状況を同じ尺度で比較することが可能になります。
■ 財務会計と管理会計の違い
(体系は?)
普通の会社(主として営利企業)において適用される会計は「企業会計」(accounting for business enterprises)と言われています。企業会計は、その目的から、「財務会計」と「管理会計」に区分けできます。なお、財務会計には、法体系の関連から「制度会計」と呼ばれる「会社法による会計」、「金融商品取引法による会計」、「法人税法による会計」があり、それぞれに関係する法律に則った方式が義務付けられています。
2010-07-09 07:18
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