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(管理会計を学ぶ心構え)

管理会計の基本的な役割は、「経営の意思決定に役立つ会計情報の提供」です。したがって、経営者の視点で管理会計を学ぶことが大切です。経営者の視点とは、具体的には社長や部門長(本部長など部門責任者)になったつもりで、考えるということになります。

<社長の視点>

①社長は、売上を増やし、利益を上げることに関心があると考えられますが、その本来の意味は、「事業の継続」、つまり「倒産させないこと」にあります。お金が回ることが重要であり、キャッシュフローを潤沢にしなければ経営の安定は保てません。これは管理会計を学ぶ際の大切な心構えとなります。

 

②社長は、常に「会社の将来をこうしたい」という目標(ビジョン)を定め、それを実現するための計画(中期経営計画)を作り、日々の業務を行います。目標を実現する第一歩が今日の活動です。現時点の確認と目標達成のために管理会計情報が必要となります。

 

③社長は、全社的な視点にたち、全体の利益とキャッシュフローの最大化を目指すことが任務です。部門の最適化ではなく、会社全体の最適化を優先しなければなりません。

  

したがって、管理会計が経営の意思決定に役立つためには、上記のような視点を備えなければなりません。

 

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